福祉施設でのパーソナルミーティングボックス
「One-Bo」
導入事例 
大阪ろうあ会館

福祉事業課 西川 三枝子 様

大阪ろうあ会館
ろうあ者(聴覚障害者)のための福祉事業所です。 ろうあ高齢者や重複障害を持つろうあ者の生活支援、手話にかかわる講座の運営や手話通訳者の派遣などを行っています。また手話ボランティアや手話通訳者の育成の場でもあります。
支所が3か所あり、55名の職員が従事しています。

大阪ろうあ会館のスタジオ内に設置された
One-Bo

パーソナル・ミーティング・ボックス One-Bo 導入の経緯を教えて頂けますか?

きっかけは新型コロナウイルス。手話通訳者は、耳が聞こえないろうあ者の方が病院に行った際に、医師の言葉を手話で通訳してろうあ者に伝え、ろうあ者の手話を音声にして医師に伝えます。定期通院などの場合はマウスシールドをつけて同行通訳をするのですが、ろうあ者にコロナ感染の疑いがある場合、通訳者は感染リスクが高まるため同行ができなくなります。

そこで、国からの予算手当もあり、遠隔手話通訳システムの配備を行いました。
ろうあ者所有のスマホやタブレットと、ろうあ会館のPCをつないでビデオ通話による遠隔手話通訳が行えるようになります。

しかし、音声での通訳内容が漏れることに加え、手話は目で見る言語のため、ガラス扉越しに通訳内容が外部に漏れてしまいます。
そこで、プライバシー保護の観点から個室ブースの検討を始めました。

手話通訳実施中

◆数ある選択肢の中から、プラザクリエイトの One-Boを選んだ理由はなんですか?

複数メーカーの製品を比較する中、スマートガラス機能を持つOne-Boに注目しました。スイッチ一つで、手話通訳者が外からは全く見えなくなるんです。この機能があれば、機微な医療情報も安心して通訳することができます。

加えて、設置ルールが厳しい建物だったのですが、ビル管理者への対応も迅速かつ丁寧で、信頼が置けました。

消防申請は、先行して他メーカーとも話をしていたのですが、あまり情報をお持ちでなく、どこか他人任せなところがありました。プラザクリエイトさんは、必要書類をすぐに用意してもらえ、内容もリストをチェックするだけでOKでしたので、スムーズな導入が実現できました。

One-Bo導入後の効果はいかがですか?

スマートガラス機能を使うとプライベート空間がつくれるため、プライバシー保護はもちろんのこと、とても集中して通訳やミーテイングが行えるようになりました。今後、コロナ禍が収束しても、オンラインミーティングの活用は減らないだろうと思っています。One-Boの使用頻度は高まるばかりでしょうね。

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