全国の総務担当者の皆様!プラザクリエイト法人営業部のSです。
SIMフリー、SIMロック解除、格安SIM、シム、シムよくわかりませんよね。
今回、皆様のSIMについての素朴な疑問や、メリット、デメリットを伝えていきたいと思います。
SIMって何?
利用者が契約した通信キャリアからのサービスを受けるために、自身のキャリアとの契約内容を小さなICカードに記録し、携帯電話端末に差して利用できるようにする鍵のようなもの。電話番号などの情報も記録されており、携帯電話端末をネットワークに接続する際の認証に用いられます。
*キャリア:ソフトバンクやNTTドコモのような、電気通信事業者
日本の携帯はSIMロックが主流
SIMがよくわからなくなった一番の元凶。『SIMロック』という用語。SIMがロックされている! そんな誤解を招く用語です。SIMロックという用語は携帯機種に向けた言葉であり、『SIMロック』=『SIMロックされた携帯機種』というのが正式な言い方です。
SIMロックをかける理由
少し年配の方になると、D社のNシリーズなど、特定機種が欲しくてキャリアを選んで購入した経験ありませんか。
昔は、キャリアも魅力的な機種をメーカーと共に開発し、キャリア独自モデルとして売り出す。長期利用を期待して端末代金を値引き、顧客を引き込むなど、キャリア戦略が端末に密接に絡んでいるケースが多々ありました。
SIMロックを解除すると、投資した携帯機種が他社に持ち出しされることが、不利益に働くことがあったのです。
近年SIMロックをかけなくなった理由
様々な事情もあったのですが、大幅な端末代金の値引きが横行し、月々の携帯料金が下がらないという状況が問題視され、総務省がルールを制定しました。総務省が発行した「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」(2018年1月10日策定)においては、利用者が現在の端末を乗換え先事業者でも使用可能とし、スイッチングコストを低減させるため、SIMロック解除を義務付け。更に2019年11月のガイドライン改正では、一定の条件を満たした場合には、端末購入時に解除可能としました。
SIMフリー機のメリット、デメリットを見てみましょう
晴れて日本にもSIMフリーの時代が到来したわけです。ここでメリット、デメリットを紹介していきたいと思います。
メリット
・今まで使用してきた機種を継続利用しながら、好きなキャリアに変更ができる。自由でいいですね。
デメリット
・自身での通信設定が必要(所有する携帯機種にキャリアが指定するAPNという英数字を自分で打ち込みます)
・SIMフリー機種の電波対応周波数を理解し、キャリアを選択する必要がある。
キャリアは自社が立てた基地局の電波をキャッチするよう、メーカーに依頼し機種設計をしています。顧客が選んだキャリアとの互換性を想定して作っていません。
・携帯機種に対するサポートはキャリアではなく、メーカーになる。キャリアと契約しているのはSIMだけなので、急な故障では代替機が借りられません。
逆に、SIMロック機のメリット/デメリットも見てみましょう
メリット
・インターネットや、emailを使用接続するのにもプロバイダー設定があったりしますよね?SIMロック端末にはキャリアが自社の情報を書き込んでいる状況で顧客の手元に渡るのでその必要がありません。(一部作業はあり)
・キャリアが責任を持って販売している携帯機種なのでサポート情報も豊富で保守も安心。受信できる電波を、メーカーと共に設計したモデルが多く、通信速度・通信エリアの最大パフォーマンスを発揮する。
デメリット
・指定されたキャリアSIMしか使えない。SIMロック解除を行わないと別のSIMが使えないのは不便ですよね。
以上、SIMについておわかりいただけたでしょうか?
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